伊勢物語 全章徹底解読 音声つき
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『伊勢物語』について
『伊勢物語』は平安時代初期に書かれた作者未詳の歌物語です。全125段からなり、各段は長さも内容もまちまちですが、必ず一段に一首以上、歌があります。
全体で一人の「男」の元服から死の直前までを描く一代記となっていますが、必ずしも一本の筋があるのではなく、あちこちへ寄り道しながら、ゆったりと話が進んでいきます。
内容も恋愛、友情、親子の情、旅情など、バラエティに富みます。それも青年期から壮年~老年期にかけて、それぞれの年齢での実感のこもった歌が詠まれるので、必ず共感できる歌がみつかるはずです。
主人公のモデルは在原業平といわれますが、史実の業平そのものではなく、別の人物のエピソードがまじっていたり、物語的な飛躍があったりして、主人公像はぼんやりしたものです。このへんの虚と実が入り混じった不思議な感覚も、『伊勢物語』の大きな魅力です。
後世の文学に与えた影響は大きく、たとえば『源氏物語』で光の君がヒロイン紫の上を見初めるシーンには『伊勢物語』の影響が強く見えます。そのほか『平家物語』や『更級日記』、松尾芭蕉の『おくのほそ道』など、『伊勢物語』は多くの作品に影響を与えています。
このサイトは『伊勢物語』の全段を詳細に解読していきます。
●わかりやすく正確な現代語訳により、内容が無理なく理解できます。
●有名な章は音声つきですので、よりわかりやすく、情景が浮かびやすくなっております。
●音声ファイルと文字起こしpdfを無料配布しています。
●学校や塾で古文を教えている教員の方、若い頃学んだことを学びなおしたいというい方、生涯学習の一貫としてもお役立てください。
全段 一覧
- 一 初冠
- 二 西の京
- 三 ひじき藻
- 四 西の対
- 五 関守
- 六 芥川
- 七 かへる浪
- 八 浅間の嶽
- 九 東下り
- 十 たのむの雁
- 十一 空ゆく月
- 十二 盗人
- 十三 武蔵鐙
- 十四 くたかけ
- 十五 しのぶ山
- 十六 紀の有常
- 十七 年にまれなる人
- 十八 白菊
- 十九 天雲のよそ
- 二十 楓のもみぢ
- 二十一 おのが世々
- 二十二 千夜を一夜
- 二十三 筒井筒
- 二十四 梓弓
- 二十五 逢はで寝る夜
- 二十六 もろこし船
- 二十七 たらひの影
- 二十八 あふごかたみ
- 二十九 花の賀
- 三十 はつかなりける女
- 三十一 よしや草葉よ
- 三十二 倭文の苧環
- 三十三 こもり江
- 三十四 つれなかりける人
- 三十五 あわ緒
- 三十六 玉葛
- 三十七 下紐
- 三十八 恋といふ
- 三十九 源の至
- 四十 すける物思ひ
- 四十一 紫
- 四十二 誰が通ひ路
- 四十三 名のみ立つ
- 四十四 馬のはなむけ
- 四十五 行く蛍
- 四十六 うるはしき友
- 四十七 大幣
- 四十八 人待たむ里
- 四十九 若草
- 五十 鳥の子
- 五十一 菊
- 五十二 飾り粽
- 五十三 あひがたき女
- 五十四 つれなかりける女
- 五十五 言の葉
- 五十六 草の庵
- 五十七 恋ひわびぬ
- 五十八 荒れたる宿
- 五十九 東山
- 六十 花橘
- 六十一 染河
- 六十二 こけるから
- 六十三 つくも髪
- 六十四 玉簾
- 六十五 在原なりける男
- 六十六 みつの浦
- 六十七 花の林
- 六十八 住吉の浜
- 六十九 狩の使
- 七十 あまの釣船
- 七十一 神のいがき
- 七十二 大淀の松
- 七十三 月のうちの桂
- 七十四 重なる山
- 七十五 海松
- 七十六 小塩の山
- 七十七 春の別れ
- 七十八 山科の宮
- 七十九 千ひろあるかげ
- 八十 おとろえたる家
- 八十一 塩竃
- 八十二 渚の院
- 八十三 小野
- 八十四 さらぬ別れ
- 八十五 目離れせぬ雪
- 八十六 おのがさまざま
- 八十七 布引の滝
- 八十八 月をもめでじ
- 八十九 なき名
- 九十 桜花
- 九十一 惜しめども
- 九十二 棚なし小舟
- 九十三 たかきいやしき
- 九十四 紅葉も花も
- 九十五 彦星
- 九十六 天の逆手
- 九十七 四十の賀
- 九十八 梅の造り枝
- 九十九 ひをりの日
- 百 忘れ草
- 百一 あやしき藤の花
- 百二 世のうきこと
- 百三 寝ぬる夜
- 百四 賀茂の祭
- 百五 白露
- 百六 龍田河
- 百七 身をしる雨
- 百八 浪こす岩
- 百九 人こそあだに
- 百十 魂結び
- 百十一 まだ見ぬ人
- 百十二 須磨のあま
- 百十三 短き心
- 百十四 芹河行幸
- 百十五 都島
- 百十六 はまびさし
- 百十七 住吉行幸
- 百十八 玉葛
- 百十九 形見
- 百二十 筑摩の祭
- 百二十一 梅壷
- 百二十二 井出の玉水
- 百二十三 鶉
- 百二十四 ひとしき人
- 百二十五 つひにゆく道
- 異本一 降りくらし
- 異本二 せがゐの水
- 異本三 かつ見る人
- 異本四 雲ゐの峰し近ければ
- 異本五 中空に
- 異本六 今はとて
- 異本七 春の日の
- 異本八 玉くしげ
- 異本九 蒔きしなでしこ
- 異本十 月しあれば
- 異本十一 むばたまの
- 異本十二 夕月夜
- 異本十三 虫の音や
- 異本十四 いざ桜
- 異本十五 かはたけ
- 異本十六 太刀のをがはの
- 異本十七 夢と知りせば
- 異本十八 あきの夜も
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